戸建て住宅の施工管理ってどんな仕事?具体的な業務内容から将来性まで徹底解説!

皆さんこんにちは。千葉県大網白里市を拠点に、戸建て住宅の建築やリフォーム、ユニットバス・キッチンなどの施工を手掛けている有限会社セーワ住設です。


住宅施工管理は、家を作る計画をから実際の工事、建物の完成までを総合的に管理するやりがいのある仕事です。しかし、施工管理という仕事になじみが薄く、業務内容を具体的にイメージできないという方もいるかもしれません。

そこで今回は、戸建て住宅の施工管理業務について、詳しい内容を紹介していきます。




■住宅(戸建て)の施工管理とは?



施工管理とは建設の現場で工事を監督し、管理する仕事です。なかでも住宅施工管理は、個人用住宅を建てる工事を専門的に担当します。

個人の住宅建設の着工から完成に至るまでには膨大な工程が発生します。施工管理の担当者は、工事の進捗に合わせて全体を統括する、とても重要な役割を担います。



〇そのほかの施工管理とは何が違う?

施工管理が担当する現場はさまざまですが、なかでも住宅の施工管理という仕事には以下の2点の特徴があります。



・対象が個人住宅であること

住宅施工管理が担当する対象は個人住宅です。

施工管理というと、ビルやマンションといった大きな建物、道路や橋などの公共施設などを担当するイメージがあるかもしれません。実際に、施工管理者は必要に応じて、さまざまな規模の建築物の工事を担当します。


一方で戸建て住宅の施工管理者の場合、個人の住宅を建てる仕事の管理をメインで担います。

「マイホームは人生で一番大きな買い物」といわれることもある通り、住宅を建てることは施主様にとって重大な出来事です。

そのため住宅施工管理者には、顧客の要望や希望をしっかりと理解し、実現に導くことが求められます。


・顧客とのコミュニケーションが重要であること

住宅施工管理の仕事で大切なことは、顧客としっかりコミュニケーションを取ることです。

公共施設など大きな建物を建てる場合にももちろん、施主様とのやりとりは必要となります。とはいえ、大きな工事で重視されるのはやはり、設計者や現場の作業者とのコミュニケーションです。


一方で住宅施工管理の場合、発注者である個人の顧客との密なコミュニケーションは欠かせません。顧客の要望や疑問をしっかりと把握したうえで適切に対処することが、工事の成功へとつながっていきます。




■住宅(戸建て)の施工管理の具体的な仕事内容は?



戸建て住宅の施工管理者は、現場でどのような仕事を担当するのでしょうか?

ここからは、具体的な仕事内容をご紹介していきます。



〇お客様との打ち合わせ

住宅を建てるにあたってはまず、お客様との打ち合わせが必要となります。

これから戸建て住宅を建てようと考えているお客様にはそれぞれ要望があるため、施工管理は丁寧なヒアリングでお客様の思いを汲み取っていきます。間取りや使いたい資材、内装や外像のデザインのほか、予算についてもヒアリングしておくことが重要です。



〇資材の発注

どのような住宅を建てたいのかが定まった段階で、施工管理者は工事に必要な資材をリストアップしていきます。


住宅を作るためには屋根や壁、柱といった構造材やその間に組み込む断熱材、仕上げ材などさまざまな資材が必要です。必要な資材をメーカーや業者に発注し、その納期や品質についても確認しなければなりません。

品質の悪い資材を発注してしまうと、あとあと問題が起きる可能性があります。しかし、無計画に発注をすると予算がオーバーすることもあります。施工管理には、バランスよく資材を発注する技術が求められます。



〇職人の手配

工事に必要な作業員を確保するのも施工管理の仕事の1つです。

現場で働く人数が足りない場合、工期が大幅に遅れてしまうかもしれません。かといって人数を増やしすぎてしまうと、無駄な人件費がかかって利益が出なくなってしまいます。


まずは住宅の規模に応じて必要な作業員の人数を算出し、計画通り工事を進められるようスケジュールを決めていきます。



〇現場の安全監督

建設の現場で事故が起きないよう、安全を確保することも重要なポイントです。


例えば夏の暑い時期には、建設の現場では熱中症のリスクが高まってしまうため、適切なケアが必要です。また、雨や雪の日には足場が滑るなどの事故を防ぐ対処も求められます。

現場にどのようなリスクがあるのかを把握し、適切な対策や指導を講じていくことが大切です。




■住宅(戸建て)の施工管理の需要と将来性



住宅の施工管理という仕事には高い需要があるといわれています。ここからは、この仕事の将来性について詳しく考えていきましょう。



〇住宅のスタイルは多様化している

現在、新築住宅の着工数は年々増加傾向にあるといわれます。コロナ禍には新築住宅の発注数が一時的に低下したものの、その後は需要も回復しつつあるのです。

そして、戸建て住宅のスタイルはどれも同じというわけではありません。特に最近では、独自性の高い注文住宅を建てる方が増加傾向にあります。

さらに現在は、災害に強い住宅や省エネ住宅などの新しい住宅の開発も進んでいます。ゼロエネルギー住宅やスマートホームなどの高性能住宅も人気を集めるなど、戸建て住宅のスタイルは多様化しています。

デザイン性や機能性の高い住宅を建設するためには、施工管理の高度な知識やスキルが必須となります。戸建て住宅に求められるニーズの多様化に応じて、住宅施工管理の需要も高まっていくと考えられます。



〇人手不足の建設業界ならではのチャンス

建設業界は高齢化や若者の離れなどにより、人手不足が深刻化しています。特に、住宅施工管理の仕事を担う人材には経験や資格が求められるため、不足が顕著となっています。


人手不足が起きているということは、裏を返せばその分野で活躍できるチャンスが広がるということにほかなりません。住宅施工管理の仕事に就く人は、仕事を頑張れば頑張るほど高い需要と評価を得ることができます。

技術力が身につけば大きな仕事を任せてもらうことができ、これが成長につながります。成長によって自身の市場価値が上がれば、将来の選択肢も増えるでしょう。

高い技術力を身に着け、一生涯にわたって周りから頼られる存在になれるのは、建設業界で働く大きな魅力といえます。


「夢のマイホームを建てたい!」とお考えの方は多いため、住宅施工管理の仕事にも高い需要があります。常に一定の需要が見込まれる施工管理という仕事は、将来性のある仕事をお探しの方にぴったりです。

住宅施工管理の資格を取得し、さまざまな業務を経験してスキルアップするのもおすすめです。豊富なノウハウをもつ人材であれば、将来的には大手ゼネコンやハウスメーカーなどさまざまな業種で活躍できるでしょう




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