施工管理は「きつい」「やめとけ」と言われるのはなぜ?働くメリットも解説!  

皆さんこんにちは。千葉県大網白里市を拠点に、戸建住宅の建築やリフォーム、ユニットバス・キッチンなどの施工を手掛けている有限会社セーワ住設です。


施工管理の仕事は、工事が工期内で完了できるよう、工事全体を管理するという重要な役割を持っています。仕事の性質から、施工管理はきつい・やめとけなどと言われることが多いのも現実です。一方で、施工管理の仕事にやりがいを持って取り組んでいる人もたくさんいます。


施工管理の仕事がきつい・やめとけと言われるのはなぜなのか、そして施工管理として働くメリットとは何なのかなど、今回の記事で詳しく紹介します。


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■設備施工管理はきつい、やめとけと言われる理由とは



設備施工管理は、冷暖房・空調・給排水・給湯などの設備工事の施工を管理する仕事です。設備施工管理の仕事はきつい・やめとけなどと言われるのは、どのような理由があるからなのでしょうか。



・スケジュール変更が多い

設備施工管理の仕事は、土木工事により地面の工事を行い、建築工事により建物を建てた後で施工します。土木工事と建築工事は天候の影響を受けるため、梅雨の時期などに工事のスケジュールが延期されると、設備工事の仕事もスケジュール変更を余儀なくされるのです。


工期が迫ってくると、場合によっては夜間や休日に作業を進めることも珍しくありません。設備施工管理は屋内で工事をするため、夜間であっても照明を点ければ施工可能です。時間や曜日に関係なく、工期に間に合うよう工事を進めなくてはいけない点が、きついと感じる大きな理由のひとつです。



・労働時間が長い

上記で解説したように、設備工事はスケジュール変更が頻繁に起こります。また、施工管理の仕事は多岐にわたり、進捗状況の確認およびクライアントや職人とのコミュニケーション・トラブル対応など、さまざまな業務をこなさなくてはなりません。


工事現場の稼働時間は、一般的に8時から17時ですが、この前後にも施工管理は多くの仕事をこなす必要があります。朝は、作業の準備や社員への対応などで始業時間の1時間ほど前から仕事を始めることも珍しくありません。稼働時間終了後も、数々の書類作成や次の日の準備など多くの業務をこなすため、終電近くまで働く会社も多いです。


さまざまな業務の残業時間を調べると、設備施工管理と建築施工管理がトップ2に入っていることからも、設備施工管理の労働時間が長いと分かります。



・激務なことが多いから

設備施工管理の仕事は労働時間が長く、他の業種より休日が少ない点も、きついと感じる大きな理由です。工事現場は、休日を日曜のみとしているところが多いうえ、工期が迫ってくると休日を返上して仕事をする傾向もあります。連休を取れる回数が少なく、プライベートに多くの時間を費やすことも難しいのが現状です。


施工管理は業務量がとても多く、品質管理・工程管理・安全管理・原価管理の4大管理が基本的な仕事です。この業務内容から、人手不足が慢性化しており、1人の施工管理が抱える仕事量はかなり増えています。激務となるケースも多いことで、やめとけと言われる場面も少なくないのです。



・地方転勤が多い

施工管理は、ひとつの現場でのプロジェクトが終わると次の現場に仕事場が移ります。自宅から通勤可能な範囲であれば良いのですが、工事対象エリアが広い会社では、地方の現場に異動や転勤となる可能性もあり、この場合転居を伴います。現場監督である施工管理の仕事にとって、転勤は避けられないケースもあるのです。


特に、地方の工事が多い会社では、数年おきに転勤が発生すると全国を転々としながら仕事をすることになります。1か所で落ち着いて仕事をしたい人にとっては、転勤を繰り返す生活をきついと感じるでしょう。



・職人と揉めることがある

施工管理の重要な仕事のひとつに、職人とのコミュニケーションがあります。しかし、施工管理よりも年齢が高い職人がたくさん働いているうえ、昔気質の職人が多いのも事実です。


職人によっては、施工管理の指示に従わず、自らの経験に基づいて仕事を進めようとする人もいます。この場合、円滑なコミュニケーションが難しくなり、職人ともめ事が起きると工事に影響を与えかねません。


施工管理は、工事の進行全体をまとめ上げる仕事だからこそ、コミュニケーションが重視されるのです。



・業務内容の危険性が高い

施工管理の仕事現場は建設現場であるため、他の業種よりも危険性が高い仕事です。工具の使用や転倒などによるケガなど、工事にはさまざまなリスクを伴います。設備施工管理以外の、建築・土木の施工管理では、屋外の作業が中心であるため、夏の熱中症や冬の凍傷などの危険性も高まります。


施工管理の仕事のひとつである安全管理は、当然徹底しなくてはなりません。ただし、作業を人間が行う以上、ミスを100%避けることは難しいものです。屋外の作業になると、鉄骨の落下や重機との衝突などによる死亡事故も発生しています。常に危険と隣り合わせの仕事であり、やめとけと言われるケースが多いのです。




■設備施工管理で働くメリットも多い



ここまで紹介したように、施工管理の仕事をきつい・やめたいと思っている人も多いです。ただ、施工管理の仕事はメリットも多く、施工管理の仕事にやりがいを持って働いている人がいるのも事実です。


設備施工管理として働くと、どのようなメリットがあるのでしょうか。



・未経験スタートでも給料が高くなる

施工管理の仕事は、未経験からのスタートであっても給料が高いことが大きなメリットです。辛いことが多いものの、給料が高いことでモチベーションに繋がっている人も大勢います。


施工管理全体の平均年収は530万円程度であり、他の職種よりも高い金額です。もちろん、平均年収よりもたくさん稼いでいる人も多く、仕事が大変な分返ってくるものも大きくなります。年齢に関わらず、施工管理の仕事は高収入が見込めることで、大きなメリットとなっています。



・年収を着実に上げやすい

施工管理の人材は人手不足であり、技術職に該当する施工管理のスキルを持っている人物の需要が高まっています。特に、施工管理技士の資格を持っている人材は、どの業界であっても需要が高く、スキルや経験を積んでいくにつれ年収も上がりやすくなります。年収が上がることで仕事の励みにもつながり、好循環を生み出しているのです。


資格を持っていない人は、会社に入社後の取得もできるため、年収アップを目指すのであれば施工管理技士の資格はぜひ取得しておきましょう。



・天候の影響を受けにくい

土木工事や建設工事は屋外での作業となるため、天候が悪い日の作業は雨風にさらされながら進めることになります。一方、設備工事の仕事は屋内で行うため、雨風をしのげるうえ屋外よりも暑さや寒さが緩和されます。


体力的に屋外の仕事がきついと感じるようになったら、室内で仕事を行う設備工事の施工管理へ転職するのも、ひとつの方法です。



・AIに淘汰されない

高齢化により人手不足が叫ばれるなか、建設業界でもAIやITツールなどの導入が進められ、以前に比べ働きやすくなった部分も増えています。


しかし、建設業界の仕事の全てをAIに置き換えたりIT化したりするのは不可能です。特に施工管理の仕事は、経験やスキルにより培った豊富な知識や、さまざまなコミュニケーションが必須となる仕事です。ITツールの導入で、業務の効率化や生産性の向上は可能であるものの、コミュニケーションをAIに置き換えることはできません。これらの事情により、施工管理の仕事は将来性が高く、キャリアアップを目指せる仕事だと言われています。


現在の日本では、住宅リフォームの需要が増加傾向にあり、これに伴い設備施工管理の人材需要も高まっています。設備施工管理の仕事を通じてスキルを高めていきたい方は、セーワ住設で施工管理に挑戦してみませんか。




■未経験歓迎!セーワ住設では施工管理スタッフを募集中



有限会社セーワ住設では、施工管理スタッフとして一緒に成長していく仲間を募集しています。丁寧な指導と、資格取得費用全額補助などのサポートにより、未経験での入社であっても一流の施工管理者を目指すことができます。


従業員が働きやすい職場を目指して、ワークライフバランスの取れた職場環境づくりができるよう努めています。各従業員の業務見直しを定期的に行い、効率化を図ることで必要以上の残業を極力減らすよう、会社を挙げて取り組みを進めている次第です。


また、弊社の大きな強みは、各工事専属の職人が社内に在籍している点です。技術のノウハウを後輩従業員に引き継ぐことができるうえ、仕事の外注時に発生しがちなミスコミュニケーションも起きにくいため、お客様からのご要望に迅速に対応いたします。


1981年の創業以来、地域密着型で事業を展開している弊社では、地方への転勤もなく同じ場所で腰を据えてスキルを高めていくことができます。弊社の「地域社会と共生する企業でありたい」という理念のもと、長年にわたって地域社会への貢献も続けております。


これまで弊社が積み重ねた経験やスキルをさらに高めながら、今後入社する方に対しても技術を惜しみなく伝えていきたいと考えております。設備施工管理の仕事を通じて、自らの可能性に挑戦したい方、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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