施工管理の仕事がなくなるって噂は本当?その誤解と、なくならない理由、将来性を徹底解説!

皆さんこんにちは。千葉県大網白里市を拠点に、戸建住宅の建築やリフォーム、ユニットバス・キッチンなどの施工を手掛けている有限会社セーワ住設です。


コロナ禍をきっかけにAIの導入が進んだことで、働き方にも変化が現れ始めている、と言われています。


たとえば、将来的には施工管理の仕事がなくなる、という噂もその一つ。

AIやDX(デジタル・トランスフォーメーション)の導入により、施工管理の業務の一部はAIやロボットに置き換えられ、仕事がなくなるのではないかと懸念されています。


しかし実際はその逆であるということをご存じですか?


むしろ、AIやDXなどが進化することを見込んで、高い専門的な技術をもつ人材が、求められています。

そしてそんな人材を体現するのが、建築の施工管理職です。


今回は施工管理の仕事がなくならない理由とその将来性を、徹底解説します!




■施工管理の仕事がなくなると言われる理由とは?

AIの導入やDXのような技術革新が進むと、人が排除されるようになるのでは?と思われるかもしれません。


そもそもAIやDXが今なぜこれほどニーズがあるか、というと、少子高齢化などによる人手不足のせい。


また一般企業ではすでに定められている「時間外労働の上限規制」が、建設業でも2024年4月から適用されることを受けて、建設現場では早急に業務の効率化・省人化対策が求められています。


そしてこの波は、施工管理業務にも及び、いずれ施工管理の仕事がなくなるのではないか、と不安な声もあがっているようです。




■施工管理の仕事がなくなるという噂は本当?無くならない理由


たしかに、AIによって立場を脅かされている職種もあります。

たとえばITや金融関係などはその筆頭ですが、理由は分析力とアウトプットでAIに勝てないため。


対して建築、特に施工はAIの及ぶところではありません。


建築でもなじみ深くなった3Dプリンターも、組み立てなど最後の仕上げには人間の手が必要ですし、施工ロボットは早く正確に作業ができてもコーナーのような変則的な場所における作業は不得手です。


設計図の作成においてもルーティン化できるような仕事は、AIやDXが担う可能性もありますが、施工管理職は別です。


というのも、施工管理職は、いわば工事現場における指揮者のようなもの。

譜面という設計図をもとに、オーケストラのメンバーが力を発揮できるように采配をふるうのが役割です。


工事現場やスケジュールの管理はもちろん、資材の調達や役所との折衝、安全性の担保など、建築のクオリティが上がるかどうかは、施工管理職の腕にかかっています。


施工管理職は、現場がスムーズに進行しているか目配りをしながら状況に応じて柔軟に対応し、多くの関係者の気持ちを汲み取りながらコミュニケーションを図る必要があります。


また施工管理職は、現場を統括するだけではありません。

時には役所との折衝やクライアントへの説明など、社内外の調整も必要となります。

このような仕事は、けっしてAIにはできるものではありません。




■施工管理の仕事の将来性とは?



最近の建設業界の景気を振り返ると、一つの節目は2020年の東京オリンピックでしたが、これ以降も順調に成長を続けています。


というのも、建設業は人々の生活に欠かすことができないインフラや住居に携わる大切な業種。

経済規模が非常に大いだけでなく、2015年頃から建設投資額も右肩上がりです。

2023年度の建設投資も前年度より2.2%プラスという数字が出る見込みです。


そして現在はインフラの老朽化や、激甚化する災害のための対策が早急に求められており、施工管理者の需要が高まっています。


住宅に関して言えば、少子高齢化などによる新築住宅の着工戸数の減少が不安視されているのは事実です。

新聞やニュースでも、資材費や土地代の高騰などが取り上げられており、新築住宅の取得が鈍るのでは……とも言われています。


しかしとあるシンクタンクの調査によれば、今、新築住宅を取得したい人は、コストがある程度かかることがわかっていても新しい家が欲しい、という動機を強くもっているとのこと。

日本人の新築志向は歴史的にも根づよいので、新築住宅の着工が激減するわけではありません。


そして新築マーケットだけでなく、中古住宅や中古マンションのリノベーションなどもニーズがぐんぐん上がっています。


これらは「中古市場」や「ストック市場」と呼ばれ、国はこの中古市場の活性化に力を入れています。

住まい手がリフォームやリノベーションをしやすいように、ここ数年はさまざまな補助金が設けられていることから、国が中古市場にかける本気度がうかがえることでしょう。


ひと昔前と違ってここ20年くらいに建てられた住宅は性能がよいため、リフォームやリノベーションをしてさらに長寿命化を図って住み続ける、という動きも増えると見込まれています。


そして「人生100年時代」と謳われている今、単身世帯や高齢世帯も増加中。

単身世帯では、住まいの使い勝手を良くするためにリフォームするケースが増えています。

高齢世帯でも介護リフォームやバリアフリーリフォームなどが一般的になりました。


また住宅を離れて少し広い目で見れば、都市開発もさかんで、多くの公共施設のプロジェクトが動いています。




■施工管理職としてしなやかに働き、自分らしく生きる 


このように活気を呈している建設業界ですが、現場の多さに対して人手が足りていない状況です。


すなわち今は、「人」の市場価値が非常に高く、ある意味、成功するためのチャンスがひらけている時期を迎えているとも言えます。


特に施工管理職は、社会貢献にもなりやりがいがあるだけでなく、お給料が高いのも魅力。資格取得によりさらなるスキルアップが可能で、安定した収入が期待できることでしょう。


そして一つのプロジェクトの采配をふるう立場でもあるので、スケジュールの縛りに煩わされることなく、自由な働き方ができる仕事でもあります。


セーワ住設では現在、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。


プライベートが充実していないと良い仕事はできない、という考えから、働きやすい環境づくりに力を入れ、各従業員に適したワークライフバランスを重要視しています。


定期的に業務の見直しを行って、ムダを省いて効率化を図っているため残業が少ないのも特徴です。


求人では有資格者の方はもちろん、未経験者も大歓迎。

資格取得支援の制度も設けており、キャリアアップを積極的に応援しています。


明るくアットホームな雰囲気で、風通しのよい社風や、居心地のよい環境が自慢です。

ベテランの先輩から手厚いフォローが受けられるので、スキルアップしやすいだけでなく、資格試験のコツを教わることもできますよ。


一生モノのスキルを身につけて安定した仕事に就き、しなやかな働き方・生き方がしたい、という方にとって、施工管理職はうってつけの仕事です。

関東エリアで建設業への就職・転職を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。



こちらのブログもご参照ください!

従業員が働きやすい環境!セーワ住設の取り組みを紹介!

https://www.se-wa-j.co.jp/blog/column/151281


施工管理は未経験でも転職可能!転職するメリットや施工管理に向いている人の特徴を解説

https://www.se-wa-j.co.jp/blog/column/161932


セーワ住設の求人情報はこちら

https://www.se-wa-j.co.jp/recruit