ブレーカー落とすのも有効?お湯が出ない原因や対処法まとめ【建築施工管理技士監修】


急にお湯が出なくなる原因はさまざまで、原因に応じた対処法が求められます。お湯が出ないときにブレーカーを落とすのは、復旧に効果があるのでしょうか。


今回は、経験豊富な建築施工管理技士の視点から、お湯が出ない原因や対処法、ブレーカーとの関係性などを解説します。


お湯が出ない主な原因

浴室やキッチン、洗面所でお湯が出なくなったときに考えられる主な原因は、3つあります。


給湯器の故障


お湯が出ないときには、給湯器の故障を疑う人も多いでしょう。経年劣化による故障のほか、自然災害による破損、寿命なども考えられます。


給湯器が故障すると、点火がうまくできずお湯が作れなくなります。この場合、再びお湯が出る用にするためには給湯器の修理や交換が必要になります。


水栓の故障


水栓の故障も、お湯が出ない原因の1つです。部品の故障・破損、凍結によるトラブル、水栓の寿命など、さまざまな理由でお湯が出なくなります。


水栓の故障が原因の場合、お湯が出ない場所が限定されます。たとえば、キッチンの水栓に問題があるときには、浴室などでは問題なくお湯が出るので、特定の場所でのトラブルの際は、水栓の故障を疑いましょう。


ガスの遮断


元栓が閉まっていたり、何らかの理由で安全装置が作動したりすると、ガスの供給が遮断されてお湯が作られなくなります。また、ガス料金の未払いでガスの供給が止まっているときも、同様にお湯が出ない状況に陥ります。


ガスの遮断が原因の場合、お湯だけでなくガスコンロの使用などもできなくなるので、ガスを使用する機器も確認してみてください。


お湯が出ないときにブレーカーを落とす理由


お湯が出ないときにブレーカーを落とすのは、給湯器をリセットして復旧させるためです。給湯器につながるブレーカーを落とし、また入れると何度か行うと、給湯器がリセットされます。


ブレーカーを落としたままでは給湯器の電源がつかないので、最終的にはブレーカーのスイッチをオンに戻します。20~30秒待ってから給湯器の状態を確認しましょう。


お湯が出るようにするための対処法

ブレーカーを落とす以外にも、お湯が出ない状況を改善するための方法は複数あります。原因ごとの対処法を解説します。


ガスメーターが原因の場合


ガスメーターが原因でガスが止まっている場合は、安全装置を解除して再びガスが使えるようにします。復旧手順はガスメーターの機種によって異なるので、取扱説明書を確認したうえで作業してください。


ガス残量が少ない場合


プロパンガスを使用している住宅では、ガス残量が少なく、お湯が出なくなることもあります。ただし、ガス残量は自分で確認できないので、契約しているガス会社に連絡をして、残量を調べたり、新しいガスに交換してもらったりしましょう。


リモコンの電源が切れている場合


給湯器のリモコンの電源が切れていると、お湯は出ません。リモコンは浴室とキッチンで連動しているものも多いので、「キッチンでつけたのを知らず、浴室で切ってしまった」ということも起こり得ます。


リモコンの電源が原因の場合は、電源を入れるだけでお湯が出ないトラブルを解消できます。


ブレーカーが落ちている場合


ガス給湯器はガスと電気の両方で作動するものなので、ブレーカーが落ちているとお湯がでなくなります。電気の使いすぎや漏電のほか、台風などの自然災害で給湯器の安全装置が作動し、ブレーカーが落ちることもあります。


リモコンの電源を押しても反応がないとき、リモコンにエラーコードが表示されているときは、漏電などのリスクがなければブレーカーのスイッチをオンにして復旧します。エラーコードで漏電が疑われるときには、給湯器メーカーに問い合わせましょう。


給湯配管の不具合の場合


給湯配管の凍結や経年劣化、取り付けミスなどでも、お湯が出なくなります。凍結が原因の場合は、自然解凍やぬるま湯をかけるなどして解消すると、お湯が出るようになることが多いです。


目視で確認できない配管トラブルは、業者に連絡して対処してもらいましょう。


給湯器本体の故障の場合


ここまで紹介した原因に当てはまらないときには、給湯器本体が故障しているかもしれません。給湯器は10~15年ほどが寿命といわれており、7~8年目くらいから不具合が生じることもあります。


お湯の温度が安定しない、給湯器から異音がするなど、不調時のサインが見られたのちにお湯が出なくなったら、業者に依頼して修理・交換をしてください。


お湯が出ないトラブルに関するよくある質問

最後に、お湯が出ないトラブルでよくある質問をまとめました。


Q:ブレーカーを落とすとお湯が出なくなりますか?


A:ブレーカーが落ちているとお湯は出ません。

給湯器はガスだけでなく電気も使って動く機器ですので、ブレーカーが落ちて電気が供給されていない状態では、お湯を作れません。


Q:急にお湯が出なくなるのはなぜですか?


A:ガス切れやブレーカー落ち、給湯器の故障などによるものです。

使用中に急にお湯が出なくなった場合は、ガス切れでお湯が作れない、ブレーカーが落ちて給湯器が作動しない、給湯器が突如故障したなどの原因が考えられます。また、連動しているリモコンの一方で電源を切った場合も、お湯が出なくなります。


Q:お湯が出ないときはどこに連絡しますか?


A:給湯器メーカーやガス会社、給湯器専門業者などに連絡してください。

保証期間内であれば、給湯器メーカーやハウスメーカーに連絡するのがおすすめです。保証期間外、原因がわからないというときは、専門業者に相談するとよいでしょう。なお、賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社に連絡します。


まとめ


お湯が出ない原因は複数考えられますが、原因によってはブレーカーを落とすことで再びお湯が出るようになるケースもあります。その他の原因や対処法も知っておくと、いざというときに安心です。


お湯が出ないトラブルが起こらないために、急に定期的な点検・修理も怠らないようにしましょう。


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