内装リフォームの費用相場は?施工内容ごとに解説

住宅の内装リフォームを検討する際、最も気になるのは費用ではないでしょうか。大まかな費用を把握しておくと、リフォームに向けた資金面の計画も立てやすくなります。


今回は、内装リフォームの費用相場や、費用を抑えるポイントなどを解説します。


内装リフォームの流れ


まずは、内装リフォームの流れを確認しましょう。施工を始める前にやるべきことは、大きく3点です。


①予算・リフォーム内容の決定


壁や天井のクロスの張替や水回りの設備入れ替え、部屋に仕切りを設けるなど、内装リフォームの内容はさまざまです。現在抱えている悩みや希望、住宅の劣化状況に沿って、リフォーム内容を決定しましょう。


また、リフォームにどれくらい予算をかけられるのかも決めておくと、業者もどのような施工が可能かを提案しやすくなります。


②業者探し・見積もり


リフォーム内容が決まったら、施工を依頼する業者を決定します。希望や予算を伝え、見積もりを出してもらいましょう。


よく利用する業者、住宅を建てる際に依頼した業者などがある場合は、内装リフォームもお願いするケースが多いです。新しく業者を探す場合は、複数の業者を比較すると、内容・費用などに納得して契約できる可能性が高いです。


③契約


内装リフォームを依頼する業者が決まったら、より詳しい施工内容を相談し、契約に移ります。契約の際には、費用や内訳だけでなく、保証やアフターサービスの有無、支払い方法なども必ず確認してください。また、スケジュールや工程表にも目を通しておきましょう。


④着工・引き渡し


契約内容に沿って、業者が内装リフォームを実施します。工事完了後は、希望通りの仕上がりになっているか、傷や汚れはないかなどを細かくチェックし、特に問題がなければ引き渡しとなり、内装リフォームは完了です。


内装リフォームの費用相場


内装リフォームの費用は、施工内容によって異なります。また、リフォーム以外の費用が発生する場合もあるので、事前にどれくらいの出費になるかを把握しておく必要があります。


施工内容ごとの費用相場


施工内容ごとの費用相場は、以下の通りです。


居室のリフォームは、広さや使用する素材によって金額が変わります。キッチンやトイレ、浴室などは、新たに導入する設備のグレードが、費用を左右します。


リフォーム以外にかかる費用


大がかりな内装リフォームをする際は、施工中に生活スペースを使用できないため、仮住まいを用意しなければなりません。ウィークリーマンションやマンスリーマンションを借りる家賃のように、施工費以外の出費があることも覚えておく必要があります。


部分的な内装リフォームでも、以下のような費用が発生する可能性が高いです。


  • 家具などの移動・一時保管
  • 浴室リフォーム中に銭湯などを利用する料金
  • キッチンリフォーム中の食費(外食・デリバリーなど)
  • 洗濯機が使えない場合のコインランドリー使用料 など


また、内装リフォームのタイミングで新しい家具・家電にする場合は、購入のための費用がかかります。リフォーム時には、業者に支払う費用以外にも、何にどれくらいお金が必要か把握して予算を組みましょう。


内装リフォームを行う時期は?

内装リフォームにはまとまった費用が必要なため、明らかな劣化や不具合がなければ「まだ大丈夫だろう」と判断してしまう人も少なくありません。しかし、定期的な内装リフォームは住宅の寿命を延ばし、快適な生活に貢献するので、適切な時期に行うのがおすすめです。


内装リフォームを行う時期の目安は、以下の通りです。



10年ごとに業者に点検を依頼すれば、リフォームが必要かどうかを判断してもらえるでしょう。


内装リフォームの費用を抑える方法


内装リフォームは高額になるケースも多いため、少しでも費用を抑えたいと考える人もいるでしょう。費用を抑えるポイントは、3つあります。


一度に数カ所のリフォームを行う


部分的にリフォームをしたほうが、一度にかかる費用は抑えられます。しかし、まとめてリフォームをしたほうが、人件費や資材運搬費などの諸経費が抑えられるため、トータルでかかる費用は安くなります。


補助金・助成金を活用する


リフォーム内容によっては、自治体の補助金や助成金を受給できる可能性があります。対象となる工事や受給要件、受給額などは自治体によって異なりますが、数十万円の補助が受けられればそのぶん出費を抑えられます。内装リフォームを検討する際には、補助金・助成金に関する情報も早めに収集しましょう。


相見積もりを取る


複数の業者から相見積もりを取ると、適正価格や最適な施工内容がわかります。相見積もりを取る際は、以下の点に注意してください。


  • 見積もり依頼は3~4社程度に留める
  • 事前に相見積もりを取る旨を伝える
  • 希望・条件を統一して伝える
  • 断りの連絡も必ず入れる


マナーを守った見積もり依頼で、最適な業者を見つけましょう。


まとめ


内装リフォームにかかる費用は、施工内容によって異なります。また、リフォーム中は普段通りの生活ができないケースも多く、施工費以外の出費もかさむため、事前に計算しておくと安心です。


予算と希望にできるだけ合った業者を選び、よりよい居住環境を実現しましょう。


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