毎日使うトイレは、家のなかでも特に清潔感と機能性を保ちたい場所です。最近のトイレは「節水性能」が非常に高く、10年前のモデルと比較すると水道代が半分以下になることも珍しくありません。
そのため「最新の温水洗浄便座に変えたい」など、リフォームを検討し始める人も多いでしょうが、「どこに頼めばいいのか」という壁にぶつかりやすいのも事実です。
今回は、経験豊富な建築施工管理技士の視点から、トイレ交換に対応している業者の特徴と、後悔しない選び方のポイントをわかりやすく解説します。
トイレ交換はどこに頼む?

トイレ交換工事の依頼先は、大きく分けて4つあります。それぞれにメリット・デメリットが存在するので、価格やスピード、安心感など、優先順位に合わせて選ぶことが大切です。
1. 水回り・トイレ工事の「専門店」
まず挙げられるのが、水道局の指定を受けているような地元の水道工事業者や、トイレ交換に特化したネット系の専門店です。最大のメリットは「専門性の高さ」と「対応の早さ」でしょう。
専門業者はトイレの構造を熟知しているため、排水管の移動が必要な場合や、古い建物で設置が難しいケースでも的確に対応してくれます。また、自社施工の会社は中間マージンが発生しないため、価格を抑えつつ高品質な工事が期待できます。
2. 家電量販店・ホームセンター
家電量販店やホームセンターには、トイレ交換をはじめとしたリフォームの窓口があります。 「買い物のついでに実物を見られる」、「ポイント還元がある」などがメリットです。
家電量販店などはトイレ本体の展示が多く、座り心地などを確かめながら選べます。また、店舗独自の長期保証が充実しているケースも多いです。
ただし、実際の工事は下請け業者が行うため、担当者によって技術力にバラつきが出やすいのは注意点だといえます。
3. 地元のリフォーム会社・工務店
家の修理やリフォームを総合的に請け負っている、地域密着型のリフォーム会社や工務店もあります。 「トイレだけでなく、床のクッションフロアや壁紙も一緒に一新したい」などの場合に最適です。
リフォーム会社や工務店は、内装も含めたトータルコーディネートが得意で、住宅全体の構造を理解した提案をしてくれます。ただし、トイレ単体の交換だけだと、大手チェーンに比べて価格競争力で少し不利になる場合があります。
4. トイレメーカーの認定ショップ
TOTOやLIXILなど、製品メーカーが認定している地域店にも頼めます。 特定のメーカーに特化しているので製品の知識が非常に豊富で、最新機能のアドバイスも丁寧です。
しかし、メーカーと直結している安心感がありますが、基本的にはそのメーカーの製品しか選べません。そのため、複数のメーカーを比較・検討したい場合には不向きです。
業者選びでチェックしたい、失敗を防ぐ3つの基準

依頼先がどこでも、最終的には人の手によって交換作業が行われます。トラブルを避けるために、建築のプロが必ず確認するポイントを紹介します。
見積もりの内訳が「一式」になっていないか
見積書に「トイレ交換工事一式 〇〇円」としか書かれていない業者は、注意が必要です。 「安かったから頼んだのに、あとから追加費用を請求された」というトラブルは、内訳が曖昧な場合に多く発生します。
「既存トイレの撤去処分費用」、「止水栓の交換費用」、「諸経費」など、内訳が明確に記載されているかは、必ず確認しましょう。
「水道局指定工事店」であるか
水回りの工事には、給排水の専門知識が欠かせません。「指定給水装置工事事業者」に登録されているかどうかは、大きなポイントの1つです。
また、「タンクレストイレへの変更」、「和式から様式への変更」など、似たような施工実績が豊富かも確認しておくと安心です。
アフターフォローと保証内容
トイレは、設置して終わりではありません。万が一、設置後に水漏れが発生したり、洗浄機能が故障したりした場合に備え、どの程度の期間、どのような対応をしてくれるのかも必ず確認しましょう。
本体のメーカー保証とは別に、配管の接続など、工事部分に対する自社保証を設けている業者は、信頼度が高いです。
トイレ交換リフォームに関するよくある質問

最後に、トイレ交換リフォームに関するよくある質問をまとめました。
Q:安く買ったトイレの取り付けだけを頼むことはできますか?
A:可能ですが、対応する業者は限られます。
「施主支給」と呼ばれる方法で、請け負っていない業者も多いです。また、不具合が起きた際に「製品が悪いのか、工事が悪いのか」でトラブルになりやすいです。そのため、製品と工事をセットで依頼したほうが、長期的な保証を受けられます。
Q:タンクレスにしたいのですが、水圧が足りないと言われました。
A:2階以上や高台の家では、水圧不足で設置できない場合があります。
タンクレストイレは水道の圧力を利用して流すため、条件を満たさないと設置できません。しかし、最近は「ブースター(加圧ポンプ)」を内蔵したモデルもあり、水圧が低い場所でも設置可能なケースも増えているので、現地調査で正確な水圧を測ってもらうのがおすすめです。
Q:トイレの床や壁紙も一緒にリフォームしたほうがよいですか??
A:交換のタイミングで内装もリフォームするのがよいといえます。
古いトイレを外すと、その設置跡が床に残ることが多いです。最新のトイレは足元がスリムになっているので、床をそのままにすると汚れが目立ちます。トイレ本体の交換に合わせて内装も一新すれば、見た目がよくなり費用も安く済みます。
まとめ
トイレ交換は単なる設備の取り替えではなく、水漏れなどのリスクを伴う重要な工事です。費用だけで選ぶのではなく、専門的な技術があるか、万が一のときにすぐ駆けつけてくれるかなどの視点が大切だといえます。
失敗しないためにも、まずは2〜3社から見積もりを取り、担当者の説明が丁寧かどうかを比較してみましょう。希望に寄り添った提案をしてくれる業者を見つけ、満足感を高めてください。
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