【水回り掃除】簡単にキレイを保つポイントは？業者による掃除の費用相場も 

水回り掃除は、「しなければ」と思いながらも、ついついサボりがちになってしまう人も多いのではないでしょうか。日常的に簡単にできる掃除の方法を知っておくと、清潔を保ちやすいのでおすすめです。

今回は、続けられる水回り掃除のコツや、業者にクリーニングを依頼した場合の費用相場などを解説します。

簡単掃除で水回りを美しく保つコツ

日々使用する水回りは、できるだけ毎日掃除をして美しく保ちたいところです。しかし、毎日何十分も時間をかけて掃除をするのは大変で、なかなか続きません。

簡単掃除で美しさを保つ、2つのコツを見てみましょう。

「ながら」掃除をする

何かをしたついでに行う「ながら」掃除なら、ストレスや負担を軽減しながら水回り掃除を実行できます。水回り別のながら掃除を成功させやすいタイミングは、以下の通りです。

• お風呂に入った流れで浴室を掃除する
• 朝の歯磨きをしたら洗面台周りをきれいにする
• 朝1番のトイレのあとにトイレ掃除をする
• お皿を洗い終わったときにシンクも一緒に掃除する

たった数分でも、毎日続ければ最低限の清潔は維持できるので、ぜひ試してみてください。

汚れが付着したらすぐに落とす

どのような場所でも、付着した汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。見映えが悪くなるばかりでなく、悪臭の原因になることもあるので、汚れが付着したらすぐに落とすことも徹底しましょう。これだけでも「きれい」が保たれ、水回り掃除への意識が高まります。

【汚れ別】水回り掃除の方法

水回りにつきやすい汚れは、水アカやカビ・雑菌です。ここからは、それぞれの汚れをどのように掃除すればよいのかを解説します。

水アカ

蛇口や鏡などにこびりつきやすい水アカは、アルカリ性の汚れです。そのため、酸性のもので中和することで汚れが落ちやすくなります。水アカ掃除の道具と手順は、以下の通りです。

必要な道具

• クエン酸
• スプレーボトル
• キッチンペーパー

1. スプレーボトルにクエン酸小さじ½と水100mlを入れて振る
2. キッチンペーパーに①で作った水溶液を吹きかけ、水アカが気になるところに貼り付ける
3. 1時間ほど放置する
4. キッチンペーパーで水アカをふき取る

カビ・雑菌

湿気の多い水回りにはカビや雑菌が繁殖しやすいです。放置すると人体に影響を及ぼす可能性もあるため、見つけたら早めに取り除きましょう。道具と手順は以下の通りです。

必要な道具

• ティッシュ
• 塩素系漂白剤
• 歯ブラシ

1. ティッシュを使って手で取れるゴミを取り除く
2. カビが生えているパーツを分解する
3. 塩素系漂白剤をまんべんなくかける
4. 20分ほど放置する（汚れによってはもっと長くてもよい）
5. シャワーなどで塩素系漂白剤を洗い流す
6. 汚れが残っていたら歯ブラシでこすって落とす

【場所別】水回り掃除のポイント

水回りといっても、キッチンとトイレでは掃除の方法が大きく異なります。短い時間でも意味ある水回り掃除をするためには、どういったポイントに注意すればよいのでしょうか。

キッチン

キッチンはシンクを洗う専用のスポンジと布巾を用意しておくと、掃除の頻度が上がります。掃除後には布巾で水分を取り除くと、水アカやカビなどが発生しにくくなります。特にカビや雑菌が繁殖しやすい排水口部分も、こまめに掃除すれば塩素系漂白剤を使う頻度を落とせるでしょう。

洗面所

洗面所には、掃除用のスポンジと歯ブラシを用意しておくのがおすすめです。細かな部分は歯ブラシで、全体はスポンジで掃除します。こまめに掃除をするのが難しい場合も、週に1度はしっかりと時間をかけて掃除をするとよいでしょう。

浴室

浴室は特にカビが発生しやすい場所です。入浴ついでの「ながら」掃除ができないときは、週に1度、時間をかけて掃除してください。

また、カビの発生を防ぐために、排水口にゴミを溜めたままにしない、使用後は浴室内に冷水をかけて室温を下げる、換気扇を回して乾燥させるなど、日々できることも実践していきましょう。

トイレ

トイレは清潔を保つのが最も難しい場所なので、できるだけ毎日簡単な掃除をしながら、週に1度は念入りにきれいにしたいところです。短時間の掃除でも、汚れが溜まりやすい便器のふちや便座の裏などをしっかりこすります。また、床や壁などに汚れが付着していないかもチェックすると、清潔感のあるトイレになります。

水回りはクリーニングやリフォームで清潔を取り戻すのも◎

日頃から水回り掃除に力を入れていても、徐々に汚れが蓄積されるケースは少なくありません。自分では対処できない場合は、専門業者によるクリーニングをしたり、思い切ってリフォームしたりするのも選択肢の1つです。

水回りクリーニングをおすすめしたい人

水回りクリーニングは、掃除をしていてもなかなかきれいにならない人や、こまめに掃除する時間がないという人におすすめです。豊富な知識と技術を持った専門業者による水回り掃除なら、細かな部分まで確実に汚れを落とし、美しい状態を取り戻してくれます。

水回りクリーニングの費用相場

水回りクリーニングの費用相場は、1カ所あたり15,000円前後です。水回りのなかから3点、4点、5点とセットでのクリーニングを行う業者も多くあります。

セット料金の相場は、3点が25,000円前後、4点が3万円前後、5点が4万円前後です。セット内容によっても料金が異なりますので、詳しくは依頼したい業者に見積もりを提示してもらうとよいでしょう。

リフォームのタイミングと費用相場

経年劣化で掃除をしても見た目に清潔感がないように感じる場合は、水回りリフォームも検討しましょう。リフォームのタイミングは建材の寿命にもよりますが、10～20年程度といわれています。

費用はリフォーム内容によって大きく変動しますが、目安は以下の通りです。

• キッチン：50～300万円
• 洗面所：15～50万円
• 浴室：50～250万円
• トイレ：20～50万円

クリーニング同様、水回りリフォームもセット価格で提供している業者はあるので、まとめてリフォームをすれば費用が抑えられます。

まとめ

住宅のなかでも特に清潔を保ちたい水回りの掃除は、コツやポイントを知りこまめに行うことが大切です。水回り掃除でもきれいにならない場合は、リフォームなども検討して快適な環境を保ちましょう。

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