屋根リフォームのDIYは危険!業者への依頼をおすすめする理由 

住宅や家具、インテリアのDIYが好きな人のなかには「屋根リフォームもDIYできるのでは?」と考える人もいるかもしれません。しかし、危険を伴う屋根リフォームは、業者への依頼がおすすめです。


今回は、屋根リフォームをDIYするメリット・デメリット、業者によるリフォームを推奨する理由を解説します。


屋根リフォームはDIYできる?


結論からいいますと、屋根リフォームは「絶対にDIYできない」というわけではありません。しかし、メリットよりもデメリットが多く、命に関わる可能性もあるため、DIYではなく業者に依頼したほうがよいといえます。


「軽微な修繕ならDIYは可能」と、具体的な方法を示しているケースもありますが、無理に自分で行うことは避けましょう。


DIYで屋根リフォームをする3つのメリット

屋根リフォームを自分で行うメリットは、以下の3点です。


  • 費用を抑えられる:材料や工具にかかる費用のみなので、業者に依頼するより安価
  • 自分のペースで作業できる:自分でスケジュールを決めて作業できる
  • DIYの知識・技術習得:実際にリフォームをすることで、知識や技術が上がる


また、DIYすると「自分でできた」という達成感や満足感も味わえます。



DIYで屋根リフォームをするデメリット

屋根リフォームを自分で行うデメリットは、メリットよりも多いです。5つのデメリットと、懸念される点について解説します。


転落の危険性がある


屋根リフォームは高所での作業となるため、もし足を滑らせたりバランスを崩したりしたら、地上数メートルから転落する可能性があります。骨折や打撲だけでなく、高さや打ち所によっては命に関わるため非常に危険です。


夏場はやけど・熱中症リスクも


気温の高い夏場は、屋根の表面温度が50~70℃にもなるため、やけどや熱中症にも注意が必要です。熱い表面に触れて驚いて転んだり、熱中症で倒れたりすると、転落してしまうこともあります。


うまく修繕できない


DIYに慣れていても、プロほどの知識・技術がある人は少なく、慣れない屋根リフォームでは修繕がうまくいかないケースも多いです。結局プロに依頼することになれば、費用も余分にかかってしまいます。


材料・工具をそろえる手間がかかる


材料や工具は、業者に依頼するよりも安価にそろえられますが、必要なものをそろえるためにホームセンターに足を運んだり、ネットショップを回遊したりする手間がかかります。また、当然自分で作業すれば時間や労力をかけなければならず、負担が大きくなるのもデメリットです。


保証がない


優良業者はアフターフォローや保証が充実していますが、DIYは保証はありません。そのため、修繕がうまくいかなかった場合は自己責任で再度DIYをしたり、業者に依頼することになります。


足場がないと違法になる?


「労働安全衛生規則」によると、高さ2メートル以上の箇所での作業では、足場の組み立てが必要とされています。1階建てでも高さ2メートルを超える屋根は多く、2階建ては6~8mほどの高さでの作業となるため、足場の設置は必須です。


DIYで本格的な足場を組むのは難しいため、足場なしで作業する人が多いでしょう。しかし、安全な作業のための広さや強度の足場がないと、違法にあたる可能性があります。


業者に依頼すれば足場を設置し、法令を守って作業をしてくれるので安心です。


屋根リフォームは専門業者への依頼がおすすめ!

DIYよりも費用は高くなってしまうものの、屋根リフォームは専門業者に依頼するのがおすすめです。その理由は、大きく4つあります。


DIYのような負担や失敗のリスクがない


DIYは時間や労力を使うのが負担になるうえに、失敗するリスクがつきまといます。しかし、施工実績の多い業者なら失敗のリスクがありません。また、問い合わせやスケジュール調整、最終確認などの話し合いは必要なものの、施主の負担は大幅に軽減できます。


知識・技術が豊富


専門業者に在籍するスタッフは、屋根リフォームの知識や技術を豊富に持っているので、安心して任せられます。希望に沿ったリフォームを実施してくれるので、仕上がりや対応に、費用以上の満足感を得られるでしょう。


安全で正確な作業


足場を組むことをはじめ、業者は高所作業に必要な安全を確保したうえで、丁寧かつ正確に作業してくれます。また、近隣の住居に迷惑にならないリフォームの実施、依頼箇所以外の不具合の発見・修繕など、DIYでは難しい内容にも対応可能です。


充実のアフターフォロー


DIYにはない保証やアフターフォローが充実しているのも、業者への依頼をおすすめする理由の1つです。特に、実績豊富で自社の施工に自信がある場合は、万一不具合があった場合の保障が手厚いといえます。


「業者ならどこでもよい」というわけではなく、問い合わせ対応から施工、その後のフォローまでが親切で、信頼できる業者を選ぶことも、よりよい屋根リフォームのためには欠かせません。業者選びは後悔のないよう、クチコミなども参考にしながら慎重に行いましょう。


まとめ


屋根リフォームは、屋根の高さや内容によってはDIYできないことはありません。しかし、メリットを上回る危険性、懸念点を考慮すると、専門業者に依頼するのがおすすめです。


丁寧なヒアリングで希望を叶えてくれる業者を見つけ、納得の屋根リフォームを実現しましょう。


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