エアコンからポタポタと水漏れ!原因や修理が必要なケースとは 

エアコンを使用していると、室内機から水がポタポタと垂れてくることがあります。


「少しくらいなら大丈夫」と思う人が多いのですが、放置しておくと故障を招く可能性があるのでおすすめしません!


今回は、エアコンからポタポタと水漏れが発生する原因や、早めの対処が必要な理由などについて詳しく解説します。


また、専門業者に依頼すべきケースや業者の選び方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。


エアコンからポタポタと水漏れが起こる原因

エアコンの水漏れの原因はさまざまですが、よくあるのが次のような原因です。


ドレンホースの詰まり


エアコンは室内の暖かい空気を冷やすため、本体内部に結露が発生する場合があります。


基本的にエアコン内部で発生した結露水は、ドレンホースを通じて屋外に排出されます。


しかし、ホコリやカビ、虫などがホース内に詰まると水が正常に流れず、逆流してポタポタと水漏れが発生します。


【対処法】

  • ドレンホースの先端を確認して詰まっていないかチェック
  • 掃除機を使ってドレンホース内の詰まりを吸い取る
  • 市販のドレンホースクリーナーを使って内部を清掃する


ドレンパンの汚れやカビ


ドレンパンに汚れが付着したり破損していると、エアコンからポタポタと水漏れが起こります。


ドレンパンは、エアコン内部で発生した水を一時的に受け止めるトレイのことです。


ホコリやカビが溜まると水の流れが悪くなり、受け止められない水があふれてしまいます。


【対処法】

  • エアコンのフィルターを外してドレンパンに汚れが溜まっていないか確認
  • 水や薄めた中性洗剤を使い、柔らかい布で汚れを拭き取る
  • カビがひどい場合はエアコンクリーニングをする


フィルターの目詰まり


エアコンのフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、内部の熱交換器が冷えすぎて異常な結露が発生することがあります。


結露水が多いと通常の排出ができず、水漏れにつながります。


【対処法】

  • 2週間に1回を目安にフィルターを掃除する
  • フィルターが破れていたり劣化している場合は、新しいものに交換する


冷媒ガス不足による異常結露


エアコンの冷媒ガスが不足すると、内部の温度が異常に低くなり、通常以上に結露が発生します。


結露水が排水しきれないと、水漏れの原因となります。


【対処法】


・冷房の効きが悪いと感じたら、冷媒ガス不足を確認

・専門業者に点検を依頼し、必要に応じてガス補充をしてもらう


設置時の傾き


エアコンが適切な角度で設置されていないと、水がスムーズに流れず、室内機から水が漏れることがあります。


エアコンが傾いていると水漏れだけではなく、正常に運転できずエラーが頻繁に起こる可能性があります。


【対処法】

  • エアコンの水平を確認し、傾いている場合は調整する。
  • 専門業者に依頼して適切な角度で取り付けてもらう


ポタポタとエアコンから水漏れ!修理が必要なケースとは?

以下のような場合は、自分での対処が難しいため、専門業者に修理を依頼するのが賢明です。

何度掃除しても水漏れが解消しない


ドレンホースやフィルターを掃除しても改善しない場合、エアコン内部の部品が劣化している可能性があります。


ホコリやカビなどの詰まりではないので、部品の故障や劣化の可能性が高いです。


エアコンの冷房が効かない


冷媒ガス不足やコンプレッサーの異常が原因で、冷却機能が正常に働かず、水漏れが発生することがあります。


設定温度よりも暖かい風が出てくるときは、一度点検や修理が必要です。


室外機からも水漏れしている


室外機からも大量の水が漏れている場合、ドレンホース以外の問題が考えられます。


放置するとさらに悪化する恐れがあるので早めに依頼することをおすすめします。


水漏れと同時に異臭や異音がする


カビやホコリが原因であればクリーニングで対応できます。


ですが、異常な音がする場合は内部の部品が故障している可能性が高いため、専門業者に相談が必要です。


エアコンのポタポタ水漏れの放置はNG!早急に対処が必要な理由

エアコンの水漏れを放置すると、さまざまな問題を引き起こします。


床や壁が腐食する


漏れた水が壁や床を濡らし、カビや腐食の原因につながります。


特に木製の床や家具はダメージを受けやすく、修復費用がかさむ可能性があります。


漏電や火災につながる


水がエアコンの内部に浸入すると電気系統にまで悪影響を及ぼして、故障や発火のリスクが高まります。


また、水漏れが続くとエアコンの性能が低下し、冷暖房効率が悪くなります。電気代が無駄に増えることもあるので、早めの対処が重要です。


注意!エアコンの水漏れ修理は業者選びがポイント

エアコンからポタポタと水漏れが起こったときは、信頼できる業者に修理依頼をしましょう。


業者の中には高額請求や適当な修理で終わるケースがあります。後悔しないためにも、次の選び方を参考にしてください。


料金が明確であるか

 

事前に見積もりを出し、作業内容と料金が明確な業者を選びましょう。


「基本料金〇円」と安く見せかけ、作業後に高額請求する業者には要注意です。


口コミや評判をチェック


インターネットのレビューや知人の紹介を活用し、対応の良さや技術力を確認しましょう。


実績が豊富な業者は故障の原因を早急に突き止め、適切な対応をしてくれるので安心です。


迅速な対応が可能か


水漏れは放置すると被害が拡大するため、早く対応できる業者を選びましょう。


とくに、即日対応や緊急対応可能な業者は頼りになります。


訪問時の対応を確認


点検時に高額なオプションを押し付ける業者には注意が必要です。


説明が丁寧で、無理な営業をしない業者を選びましょう。


まとめ


エアコンの水漏れは、汚れの詰まりや内部設備の故障などが主な原因です。


軽度の詰まりなら自分で対処できますが、繰り返し発生する場合はプロに相談することをおすすめします。


快適なエアコン環境を維持するために、定期的なメンテナンスを心がけましょう。


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