リフォームを検討する際、気になることの1つは費用です。システムキッチンを交換する場合の費用相場は、選ぶキッチンの種類によっても変わります。
今回は、経験豊富な建築施工管理技士の視点から、システムキッチンの交換にかかる費用やキッチンの種類、リフォームの際の注意点などを解説します。
システムキッチンの交換が必要な時期は?
システムキッチンの寿命は、10~20年だといわれています。キッチン本体は15~20年ほど使用できますが、コンロや換気扇、食洗機などの設備は、使い始めて10年頃から不具合が生じることもあります。
システムキッチン交換にかかる費用は?

システムキッチン本体を交換する際、費用はどれくらいかかるのでしょうか。内訳とともに見てみましょう。
費用相場
キッチンリフォームの費用相場は、80~140万円です。システムキッチン全体を交換する場合も、この範囲で行えるケースが多いといえます。
ただし、システムキッチンの種類やグレードによって、費用が相場よりも高くなることもあるため、事前のリサーチは欠かせません。
費用内訳
システムキッチン交換にかかる主な費用は、以下の通りです。
- キッチン本体価格(50~80万円)
- 既存のキッチンの解体や新たなキッチンの設置などの基本工事(20~30万円)
- 養生、人件費などの諸経費(10~30万円)
交換に合わせてキッチンの床材や壁紙の交換などを行うと、費用はさらに高くなります。
システムキッチンの種類

システムキッチンの種類は、大きく3つあります。種類によって使い勝手や本体価格が大きく変わるため、どのようなものがあるか知っておくと安心です。
I型キッチン
壁に向かってコンロやシンク、作業台がアルファベットの「I」のように一列に並んだものを、I型キッチンといいます。シンプルな形状で、キッチンのスペースに合わせて自由に並べ替えることも可能です。
メリットは、キッチンでの作業がスムーズに行え、最も普及している種類なので費用が高すぎない点です。
ペニンシュラ型キッチン
対面式で、左右どちらかが壁についているものを、ペニンシュラ型といいます。ペニンシュラ型のメリットは、対面式で料理をしながらコミュニケーションが取れる点です。
におい対策のために壁側にコンロを設置するケースが多いですが、I型と比べて調理中の煙やにおいがリビング・ダイニングに広がりやすくなります。
アイランド型キッチン
リビング・ダイニングに対面していて、壁についている面がなく「アイランド(島)」のように独立した形を、アイランド型といいます。キッチンに両サイドから出入りでき、動線がよいのがメリットです。
ただし、ペニンシュラ型と同じく煙やにおいが広がりやすいです。また、両側に通路が必要なので、ある程度のスペースがないと設置が難しいといえます。
システムキッチン交換の流れ
システムキッチンを交換する際の流れは、以下の通りです。
- 業者による現地調査・打ち合わせ
- 見積もり提示
- 契約
- 施工
- 養生
- 既存キッチンの解体
- 設備工事
- システムキッチン設置
- 内装工事
施工後、引き渡しの際に仕上がりや不備がないかを担当者と確認します。問題がなければ作業は終了です。
システムキッチンを交換する際に注意したい点は…

システムキッチン交換で快適な調理環境を実現するために、注意したい点は4つあります。
キッチンの選び方
主に使う人の身長とキッチンの高さが合わないと、使いづらく感じてしまいます。キッチンの見た目や機能性はもちろん、交換前には高さも必ず確認しましょう。
レイアウトの配慮
部屋の大きさに対してシステムキッチンが大きすぎると、冷蔵庫やゴミ箱、食器棚などを置くスペースがなく不便になるかもしれません。リフォーム後も一定のスペースを確保できるレイアウトに配慮したい旨は、業者に必ず伝えてください。
オプションの必要性
食洗機、浄水器などのオプション設備は便利ですが、「うちには不要だった」と後悔するケースも少なくありません。設備は後付けもできますので、本当に必要かどうかじっくり検討したうえで設置を決めましょう。
信頼できる業者への依頼
業者選びは、リフォームの成功を大きく左右します。施工実績やクチコミなどを見るだけでなく、相見積もりも活用しながら、信頼できる業者に任せましょう。
迷ったら、地域密着型でトラブル対応も早い地域の工務店がおすすめです。
システムキッチンの交換に関するよくある質問
最後に、システムキッチンの交換に関するよくある質問をまとめました。
Q:工事期間はどれくらいですか?
A:2日~1週間程度です。
交換のみの場合は、2日ほどで完了しますが、内装の張り替えを含む場合は1週間ほどかかります。キッチンの間取り変更を伴う大がかりな工事には、1~2週間程度の時間を要します。
Q:費用を抑える方法はありますか?
A:複数の方法で費用を抑えることが可能です。
素材やオプション選択の工夫で費用を抑えられるほか、リフォームの内容によっては補助金・助成金を利用できます。相見積もりで費用を抑えることも可能ですが、「他社の見積もりを見せる」「価格競争をさせる」といったNG行為には注意しましょう。
Q:リフォーム中にキッチンは使えますか?
A:工事が完了するまで、キッチンは使えません。
工事期間中はスーパーのお惣菜などを活用する、外食をする、作り置きをしておく、カセットコンロや電子レンジを使ってキッチン以外の場所で調理するなどの対応が必要です。
まとめ
システムキッチンは、キッチンの種類やグレード、選択するオプションなどによって費用が大きく変わります。予算やどのようなキッチンにしたいかは、家を建てて10年が経過した頃から徐々に検討しておくと、実際にリフォームする際もスムーズです。
実績豊富で寄り添ったサービスを提供してくれる業者を選び、納得できるキッチンに仕上げましょう。
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