フローリングに傷!自分でできる予防&補修方法を紹介

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きれいに使っているつもりでも、気がついたらフローリングに傷がついていたということはないでしょうか。フローリングの傷は、どうしたら予防できるのでしょうか。


今回は、フローリングの傷対策や、自分でできる簡単な傷の補修方法などを解説します。


フローリングに傷がつく原因


フローリングの傷の種類と、傷がつく主な原因は以下の通りです。


  • 引きずり傷:テーブルやいすを引きずって、直線上の傷ができる
  • 凹み・えぐれ傷:重いものを落としたり、軽くて鋭利なものを落として表面がえぐれたようになる


また、小さな傷が徐々に悪化して目立つようになる、経年劣化で自然にえぐれ傷ができてしまうということもあります。


自分でできる、フローリングの傷補修方法

フローリングに傷がついているのを見つけたら、まずは「自分で何とかできないか」と考える人も多いでしょう。自分でできる傷の補修方法には、次のようなものがあります。


アイロンをかける


凹みが比較的浅い場合、アイロンを使って傷を補修できる可能性があります。手順は以下の通りです。


  • 水で濡らして固く絞ったタオルを傷の上に置く
  • タオルの上からアイロンを60秒ほどかける
  • アイロンを離して、コップなどを使ってタオルに水分を補給する
  • 再びタオルの上から60秒ほどアイロンをかける


傷によっては、数回繰り返すことで表面が平らに近くなり、凹みが目立たなくなります。


研磨する


サンドペーパーで研磨して、傷を目立たなくする方法もあります。手順は以下の通りです。


  • サンドペーパーで傷を研磨する(#200~300推奨)
  • サンドペーパーで仕上磨きをする(#300~400推奨)
  • 削ったときに出たクズを拭き取る
  • ワックスを塗る


引きずり傷のように範囲が広い場合は、サンドペーパー用の台座などを使うと便利です。


パテで埋める


へこみが深い場合は、エポキシパテで埋めます。手順は以下の通りです。


  • エポキシパテの主材と硬化剤を混ぜ合わせる
  • パテをへこみの上にやや多めに乗せる
  • ヘラでならして平らにする
  • 乾いたら表面を研磨して滑らかにする
  • フローリングの色に馴染むよう色を塗る


やや手間はかかりますが、きれいな状態を取り戻しやすい方法だといえます。


傷消しアイテムを使う


ホームセンターなどに売っている、傷消しアイテムを使うのも1つの方法です。傷消しアイテムには、ペンタイプやクレヨンタイプがあります。自宅のフローリングに合った色を用意し、説明書に記載されている手順通りに補修を行いましょう。


フローリングに傷をつけないための対策は?

フローリングの傷は自然に消えることはなく、補修には手間やお金がかかります。よって、日頃から「そもそも傷をつけないようにする」ための対策もしておきましょう。


カーペットなどを敷く


カーペットを敷けば、フローリングに直接衝撃が伝わらなくなります。防げる衝撃の度合いは、カーペットの厚さによって変わるので、「しっかり対策をしたい」という場合には厚手のものを選ぶとよいでしょう。


カーペットを敷けば、冬は寒さ対策にもなります。通年使用したい場合は、ジョイントマットのようなクッション性のあるものを敷くのもおすすめです。


こまめに掃除をする


フローリングに小石や砂などが落ちた状態が続くと、知らないうちに傷やへこみができる原因になります。こまめに掃除をするのも、フローリングを守ることにつながります。


加えて、フローリングが濡れたままにしておかないよう注意しましょう。長時間濡れていると、いくら水に強い床材でも腐食の原因となります。


ものを落とさない


フローリングにものを落とさないように注意しながら生活すると、大きなへこみなどを防ぎやすいです。持っているものを落とさないように気をつけるだけでなく、地震などでものが落ちないような工夫も必要です。


また、いすには底面に傷防止用の素材をつけるなど、引きずり傷対策も行いましょう。


傷に強い床材にする


傷をつけないように生活することも大切ですが、床自体を傷に強いものにするのも選択肢の1つです。フローリングには無垢材や化粧シート加工など、さまざまな種類があり、元となる木の硬さによって強度が変わります。


硬めの木を使用したフローリングを選ぶと、へこみや傷ができにくいので、家を建てたりリフォームしたりする際には、業者に相談するとよいでしょう。


定期的にメンテナンスをする


定期的にワックスをかけると、小さな傷やへこみが目立たなくなります。また、表面をワックスでコーティングすることで、新しい傷ができるのも防げます。


ワックスは半年から1年を目安に、床のツヤや汚れの状態を見てかけます。また、数年に一度は業者に点検してもらい、必要なメンテナンスできれいな状態を維持することも大切です。


フローリングの傷は業者に補修してもらうのがおすすめ!


小さな傷やへこみは自分で対処できる場合もありますが、フローリングに大きな傷がある場合は、専門業者に補修してもらいましょう。DIYよりも費用はかかりますが、道具を用意する、作業をする時間や手間を省き、プロによる美しい仕上がりを実現できます。


傷補修はリフォーム会社や工務店、ハウスメーカーなどが対応しています。地域密着型で、住宅の幅広い施工に対応している業者を選べば、フローリングの傷以外の不具合も同時に解消できます。相見積もりなども活用し、納得できる業者を選びましょう。


まとめ


フローリングの傷は、小さなものなら自分でも補修できます。しかし、大きな傷やへこみは専門的な知識や技術を持った業者に依頼したほうが、よい仕上がりになります。


生活のなかでの工夫や定期的なメンテナンスも日頃から実施して、フローリングを傷から守りましょう。


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