ウォシュレットを使おうとしたのに水が出ない…。
そんなトラブルに突然見舞われて困った経験はありませんか？
毎日使うものだからこそ、使えなくなると不便さを強く感じる人は多いでしょう。
そこで今回は、「ウォシュレット 水が出ない」という悩みを抱える方に向けて、原因や対処法、見分け方を詳しく解説していきます。
ウォシュレットから水が出ない原因とは？
なぜウォシュレットから水がでないのか、考えられる原因と確認して欲しいことをお伝えします。
原因①電源のトラブル
ウォシュレットの水が出ない原因として、まず確認したいのが電源の問題です。
【コンセントが抜けていないか確認】
一見すると当たり前のようですが、掃除や引っ越しなどのタイミングで電源プラグが抜けていることは意外と多いです。
まずは、本体がしっかりコンセントに差し込まれているかを確認しましょう。
【ブレーカーが落ちていないか確認】
家全体、またはトイレ周辺の電気系統のブレーカーが落ちていると、ウォシュレットが作動しなくなります。
洗面所やトイレだけ停電していないか、確認してみましょう。
【電源ランプが点灯しているか】
ウォシュレット本体にある電源ランプが点灯しているかもチェックポイントです。
点灯していない場合、電源トラブルの可能性が高いため、修理や点検が必要です。
原因②ノズルの詰まり
水が出ない場合、ノズル部分の詰まりも原因のひとつです。
【長期間掃除していないと汚れが蓄積】
ウォシュレットのノズルは、水垢や尿石、ホコリなどで汚れがたまりやすい場所です。
とくに使用頻度が高い家庭では、こまめな掃除を怠ると詰まりが発生することがあります。
【ノズルの自動洗浄機能がオフになっていないか】
機種によってはノズルの自動洗浄機能をオン・オフに設定できる場合があります。
オフにしていると汚れが蓄積されやすくなり、詰まりの原因になります。
ノズルの手動掃除方法は、取扱説明書に従ってノズルを手動で引き出し、柔らかいブラシや布で優しく汚れを落とすのが基本です。
無理にこすらないよう注意してください。
原因③水道の元栓・止水栓が閉まっている
水道側のトラブルも、ウォシュレットの水が出ない原因になり得ます。
【止水栓の位置を確認】
トイレの壁や床付近にある止水栓が閉じていると、当然ウォシュレットに水が供給されません。
何かの拍子に閉まってしまっているケースもあるので、まずは栓の開閉を確認しましょう。
【水道の元栓が原因の可能性も】
ご家庭全体で水の出が悪い場合は、水道の元栓が閉まっている可能性があります。
とくに工事のあとなどは、完全に元栓が開いていないこともあるため注意が必要です。
原因④操作ミスや設定の問題
実はよくあるのが、設定や操作ミスによる誤作動です。
【着座センサーが反応していない】
ウォシュレットの多くは、便座に人が座っていることを検知して水を出す「着座センサー」を搭載しています。
センサー部分に異物がついていたり、正しく座っていなかったりすると動作しません。
【子どもロック・節電モードの確認】
一部機種では、誤操作防止のために子どもロックが設定されていることがあります。
また、節電モード中は一部の機能が制限されることもあるので、設定画面を確認しましょう。
【リモコンの電池切れも見逃せない】
リモコンタイプのウォシュレットでは、電池切れが原因で水が出ないこともあります。
電池を交換するだけで解決するケースもあるので、確認してみてください。
原因⑤部品の故障や経年劣化
ウォシュレット自体の部品が故障しているケースも考えられます。
【ポンプ・電磁弁の故障】
内部にあるポンプや電磁弁が劣化・故障していると、水を噴出できなくなります。
この場合は個人での修理は難しく、メーカーや修理業者への相談が必要です。
【使用年数が10年以上なら交換検討】
ウォシュレットの寿命はおおよそ10年程度とされています。
それ以上使用している場合、修理よりも買い替えの方がコストパフォーマンスが良いこともあります。
自分で対処できるかのチェックリスト
簡単に確認できる項目を整理してみましょう。
- 電源は入っているか
- ノズルが詰まっていないか
- 止水栓・元栓が開いているか
- 正しく座っているか
- 子どもロックや節電モードは解除されているか
- リモコンの電池は切れていないか
これらを確認しても改善しない場合は、専門業者への相談をおすすめします。
修理・買い替え時の注意点
業者に依頼する場合や買い替える際のポイントも見ておきましょう。
修理費用の相場
軽度の修理なら5,000〜10,000円前後、部品交換が必要な場合は15,000円以上かかることもあります。
保証期間内であれば、無償で対応してもらえるケースもあるので期限を確認しましょう。
メーカーや型番の確認を！
修理依頼をする際は、製品のメーカー名や型番を控えておくとスムーズです。
取扱説明書か、本体横や裏にラベルが貼ってあることが多いです。
買い替え時は機能・設置条件を確認
買い替えを検討する場合は、既存の便器との互換性や設置条件、必要な機能を明確にしておくと選びやすくなります。
まとめ
ウォシュレットの水が出ないトラブルは、電源や設定のミス、ノズルの汚れ、部品の故障など、さまざまな原因が考えられます。
まずは自分で確認できるポイントをチェックし、それでも直らない場合は専門業者に相談しましょう。早めの対処で不便を解消できます。
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